唾液が少ないだけがドライマウスじゃない
「ドライマウス」、そうですね、文字通り、口のかわきです。
口がかわいている自覚があろうとなかろうと、唾液が少ない・ねばつくなど、口内の乾燥の症状を認めていればドライマウスというのがこれまでの考え方でした。
そうなると、「口がかわいている」という自覚があるけど、診察上「口は潤っていますよ」「唾液は出ていますよ」という患者さんは、ドライマウスじゃない、ということになってしまっていました。
でも口がかわく・ねばつく感覚が続くことに困ってしまう方は解決していないですよね。
最近の考え方は、「口がかわくという自覚」があれば、それもドライマウスに含めることになっています。
専門的な言葉にしますと、
「自覚的な口腔乾燥感または他覚的な口腔乾燥所見(唾液の量的減少と唾液の質的変化を含む)を認める症候をさす」
という定義があります(*1)。